建設業界で働き続けることに、漠然とした不安を感じていませんか?
「このままでは、給与も頭打ちだ」「家族との時間が犠牲になっている」「会社の将来性に疑問がある」。そんな悩みを抱える多くの技術者にとって、伊藤工務店は一つの”答え”になるかもしれない。
今回は、同業他社から転職し、10年にわたり中核として活躍する杉浦さんにインタビュー。彼が伊藤工務店で見つけた「リアルな働き方」と「確かな未来」に迫ります。
【転職の動機】「給与が厳しい」。
その一点を解消するために、キャリアを見つめ直した。
本日はありがとうございます。杉浦さんは前職でも施工管理職をご経験されたとのことですが、転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか。
杉浦様:はい、前職でも同様に施工管理の仕事をしていました。転職を考えた一番のきっかけは、給与面がかなり厳しかったという点です。今後のキャリアを考えた時に、この一点を改善したいという思いで転職活動を始めました。キャリアを継続する上で、やはり待遇面は非常に重要なポイントだと感じていました。

【入社の決め手】愛知に根差し、
家族も安心できる「給与」と「福利厚生」。
数ある建設会社の中から、最終的に伊藤工務店を選ばれた決め手は何でしたか?
杉浦様:まず、地元である愛知県内で働きたいという強い思いがありました。前職も県内中心でしたので、愛知に根差してキャリアを築きたいと考えていました。その中で伊藤工務店は、給与面の優遇が非常に魅力的でした。また、社員旅行やレクリエーション活動が活発で、抽選ですが施設の割引券などもあり、前職にはなかった魅力でした。社員とその家族を大切にする会社の姿勢を、入社を決める段階で感じることができましたね。
【働き方のリアルな変化】「育休3ヶ月」が当たり前の風土。
時間の使い方は、自分で決める。
入社後、ワークライフバランスは具体的にどのように変わりましたか?
杉浦様:劇的に変わりましたね。フレックス制度が導入されたことで、時間の使い方の自由度が格段に上がりました。仕事の状況に合わせて朝を少し遅くしたり、用事がある日に早く帰宅したりと、柔軟な働き方が可能です。
また、2人目の子供が生まれた時には3ヶ月間、育児休業も取得しました。建設業界ではまだ男性の育休取得に馴染みが薄いかもしれませんが、この会社では「当然の権利」として普通に受け入れてくれる雰囲気があり、非常にありがたかったです。
【仕事のやりがいとスケール】20億円規模の現場責任者へ。涙が出るほどの達成感と、チームで乗り越えた誇り。
伊藤工務店での仕事の、一番のやりがい、そして特に印象に残っているプロジェクトについて教えてください。
杉浦様:やはり、ゼロから建物を創り上げ、完成した時の達成感です。特にお客様へ引き渡す瞬間は、何度経験しても感慨深いものがあります。
特に印象深いのは、入社3年目に担当した、豊田自動織機様の関連会社様の新築工事です。工期約1年、20億円規模のプロジェクトで、初めて10億円を超える現場の責任者(所長)を任されました。それまでの経験とは桁が違い、正直、終わるまでずっと不安でいっぱいでしたね。
「やるしかない」という一心でしたが、決して一人ではありませんでした。直属の上司が常にフォローしてくれ、6〜7人の部下とチーム一丸となって取り組みました。行き詰まった時にはすぐに相談できる環境があったからこそ、乗り越えられたのだと思います。プロジェクトが終わった時は、安堵と達成感で涙が出ました。
「ここを俺がやったんだ」と、後々まで誇りに思える仕事です。子供にも自慢できますし、大規模なプロジェクトを通じて、お客様や設計事務所との折衝能力、コスト管理能力など、技術者として大きく成長できたと実感しています。

【成長できる環境とサポート】「品質」より「安全」。トヨタ基準が、働く者を守る。
転職当初、新しい環境への不安はありましたか?また、前職と比べて大きな違いを感じた点は何でしょうか。
杉浦様:はい。会社によって重視する点が違うので、その文化の違いに戸惑いはありました。特に驚いたのは、「安全」に対する意識の高さです。当社はトヨタ様の案件を多く手掛けるため、その安全基準が現場の隅々まで浸透しています。作業の手順や姿勢といった非常に細かい点まで徹底的に管理されており、前職が「品質」を最優先していたのに対し、ここでは「安全」が何よりも優先されます。これは、現場で働く私たち技術者を守るための、非常に重要な文化だと感じています。
また、中途採用の場合、必要な資格は既に持っている前提のことが多いですが、業務に必要な資格については、会社からの案内で講習に参加し、取得することができました。資格取得支援は、特に新卒採用の社員に対して手厚い印象ですね。
【給与と評価への納得感】「賞与は突出している」。頑張りが報われる、雲泥の差。
転職の決め手であった給与面について、入社後に改めて感じたことはありますか。
杉浦様:賞与が、やはりすごいです。基本給は他社と大差ないかもしれませんが、賞与額は突出しています。建築業界の中でも、トップクラスの優良企業だと断言できます。前職はいわゆるブラックな環境で、残業代はみなし、有給はあってないようなもの、賞与も出るかわからない…という状況でしたから、比べると雲泥の差です。
上司がしっかりと現場を見て、頑張りを評価してくれる。その評価がきちんと報酬として返ってくるので、「また頑張ろう」という意欲に繋がります。
【伊藤工務店らしい社風】100年企業のイメージを覆す、アットホームとDX推進。
創業100年と聞くと、少し堅い社風をイメージしますが、実際はいかがですか。
杉浦様:ギスギスした雰囲気は全くなく、非常にアットホームです。昔ながらの堅い考えを持つ人も少なくなり、上下関係はありつつも、非常に風通しが良い環境です。
また、建築業界はデジタル化が遅れがちですが、当社はペーパーレス化やオンライン会議の活用など、DX推進に非常に積極的です。上層部も現場も、常に「どうすればもっと効率的になるか」を考えており、会社全体が同じ方向を向いています。現場からも新しいツールの導入提案などが活発に行われており、そうした情報が入りやすい環境があります。

【会社の「安定性」という強み】世界のトヨタと共に。揺るがない経営基盤が、未来への安心を生む。
会社の「安定性」を、日々の業務で実感する瞬間はありますか。
杉浦様:無借金経営で100年以上続いているという歴史そのものが、何よりの安心材料です。「この会社は絶対に潰れないだろう」という信頼感があります。そして、その基盤となっているのが、世界のトヨタ様との強固なパートナーシップです。トヨタ様が存続する限り、私たちの仕事もなくならない。その安心感は絶大です。
また、トヨタ様の仕事のスピード感に対応できる当社の対応力、そしてお客様と対等な立場で意見交換ができる関係性も、他社にはない大きな強みだと感じています。
【今後のキャリアプラン】部下が「目指したい」と思える上司へ。働き方改革を、自ら体現する。
管理職として、今後の目標をお聞かせください。
杉浦様:将来的には複数の現場を統括できるようになりたいです。そして何より、部下たちが私を見て「あんな上司になりたい」と、上を目指せるような人間になることが目標です。
そのためにも、管理職である私自身が、率先して有給休暇を取得し、残業を減らすことを意識しています。上が変わらなければ、下は変わりません。部下たちが安心して長く働ける環境を作るためにも、まずは自分から働き方改革を体現していきたいと考えています。
【未来の仲間へのメッセージ】建設業界で働くなら、この会社が一番良い。
最後に、この記事を読んでいる未来の仲間に向けて、力強いメッセージをお願いします。
杉浦様:もし、あなたが建設業界での転職を考えているなら、伊藤工務店が一番良いと断言できます。それに尽きます。
建設業界は「ブラック」だと言われがちで、長時間労働や給与の問題は誰もが不安に思うことでしょう。ですが、当社は違います。年収水準はスーパーゼネコンにも引けを取りませんし、忙しい中でも会社全体でフォローし合い、休みもしっかり取れる環境があります。
仕事のやりがい、満足できる待遇、そして家族との時間。その全てを諦めずに手に入れたいなら、ぜひ一度、私たちの話を聞きに来てください。お待ちしています。